2011-01-16から1日間の記事一覧

ミステリー?#2 (KJCとonline concordanceを利用しよう)

前回は、ISBEを使って、聖書に出てくる言葉を少し詳しく調べる方法を紹介しました。そして、mysteryを例に使ってみたのですが、実際の聖書中のmysteryの原義がどんなもので、各個所どんな意味合いで使われているかについては、ISBEを読んでくださいという形…

ミステリー?(ISBEを使ってみよう)

ミステリー小説、などという時、「ミステリー」は謎であるとか、不可解なことを思わせます。理解できないこと、解らないことという感覚があります。新約聖書で「奥義」(聖書ではおくぎと発音)と訳されている語は、英語ではmysteryとなっていたりします。英…

説話文体の研究の実例 マルコ10章46〜52節

最初に説明しました、説話文体の研究のポイント項目に従って、マルコ10章46〜52節と取り上げて、研究の実例を示したいと思います。該当個所をお手元の聖書かe-swordなどで一度読んだ上で、確認していただきたいと思います。申し訳ないことに、今回はe-sword…

どんな語を調べるか

e-swordという無料のツールで気軽に単語の意味を調べらるとしましても、研究したい個所の全ての単語を調べていたら、とても時間が足りません。それでは、「ちょっとだけ頑張って」の精神に反します。ですから、基本的には、おや?と思ったり、妙に気になると…

どんな弟子?(Strong's Number と Thayer を利用しよう)

聖書を読み始めたばかりの方には、「ちょっとだけ頑張って」という感じではないかもしれませんが、お付き合いください。イエスには12人の弟子がいました。マタイ10:1を見ると「イエスは十二弟子を呼び寄せて」という記述が有ります。e-swordの聖書でkjv+…

説話文体研究のステップ・ポイント

説話文体は、物語になっていますから、イソップ童話などを読む時のように、多分このようなことを伝えたいのだなということは、朧気ながら分かります。しかし、しっかりしたポイントを念頭において研究すると、おお!と思うような新しい発見をすることが出て…

物語や歴史の記録から学ぶ

説話文体の研究ということですが、ここで取り扱う聖書研究法を用いると、旧約聖書に出てくる物語や歴史の記録、また、新約の福音書と使徒行伝が、どのようなメッセージを持っているかを読み取ることができます。物語ですから、読めば内容は解り、その教えよ…