2018-01-01から1年間の記事一覧

ピレモン書 10節〜14節 関係詞を表示した場合

画像をクリックすると原寸でご覧いただけます。これまでの説明で、8節から14節が原文では一文であり、関係代名詞でつながっているということを述べました。いくらちょっとだけ頑張ってという方針でも、その関係代名詞のつながり具合ぐらい知りたいと思われる…

ピレモン書 12節〜14節

画像をクリックすると、原寸でご覧いただけます。このカテゴリーの前の記事で、原文のギリシャ語では14節までが一つの文であるということを書きました。NASBでは、一度11節でピリオドにしてありますが、KJVでは関係代名詞を用いて一文として12節を続け、コ…

ピレモン書 8節〜11節

原文のギリシャ語を調べると、実はこの文は14節まで続いているのです。しかし、このブログは、「英語を使って」「ちょっとだけ頑張って」がモットーですから、いつも使っている英語の聖書、NASBの区切りに従って確認してみることにします。本文8Therefore,…

ピレモン書 7節

画像をクリックすると原寸で表示されます。 今回は7節だけ取り上げてみます。先ず、本文を日本語と英語で比較します。私はあなたの愛から多くの喜びと慰めとを受けました。それは、聖徒たちの心が、兄弟よ、あなたによって力づけられたからです。(新改訳)F…

 ピレモン書 4節〜6節

図をクリックすると、原寸で表示されます。 獄中書簡の中で一番短いピレモンへの手紙から確認してみます。この手紙は短いので、章の区分が有りません。全体的な説明は次の機会に譲り、早速一つの文に取り組んでみます。 今回取り上げるのは、4〜6節です。英…

ピレモン書の記事

別のブログサービスから引っ越しをする時に、ピレモン書の構文分析図の保存に失敗して、そのまま放置しておりましたが、そろそろ手を付けようかと思います。書簡文体の研究のカテゴリーに、残りの記事を少しずつアップロードします。図を作り直すと、以前の…

交差配列法

詳しくシリーズにする予定がないので、お知らせのカテゴリーにさせていただきます。詩編や箴言などの詩歌を読む時には、意外と交差配列法に従って書かれているかもしれないと考えて観察すると、理解が深まる場合が有ります。やや無理やりに思えるものも有り…