物語や歴史の記録から学ぶ

説話文体の研究ということですが、ここで取り扱う聖書研究法を用いると、旧約聖書に出てくる物語や歴史の記録、また、新約の福音書使徒行伝が、どのようなメッセージを持っているかを読み取ることができます。

物語ですから、読めば内容は解り、その教えようとする教訓などもかなり簡単に解る場合が多いのですが、文化背景や文脈を探ると、もっと深い内容が見えてくる場合が有ります。
どの時代の誰に向かって書かれたのか、前後の物語の教訓と照らし合わせて、関連が有るのか無いのか、登場人物の性格とその発言は何を現しているかなどを考えて読みます。

これは、ちょっとした予告ということで、次回、手順を示し、具体例を用いてご説明させていただきたいと思います。

気長にお付き合いいただければ幸いです。

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