2011-01-17から1日間の記事一覧
はじめに 構文分析は、文の主節、その他の品詞の修飾関係を系統図のように示して、その文の主旨をより明確に把握するためのものです。これによって、記者の意図が明確になったり、思わぬ発見が有ったりしますので、書簡文体の聖書研究では、是非用いていただ…
おおまかな書簡文体の研究のポイントは、次のようになると思います。ポイント1)誰に向かって、どのような目的で書かれた書簡であるかを確認する。この文脈を理解していれば、部分的に読んだ時も、その個所の意味や文脈的位置を誤解せずに理解できると思い…
新約聖書の最初の4巻は、福音書と使徒行伝で、歴史的記述として一つに分類している聖書通読プログラムも有ります。このブログでは、これらを説話文体に分類して説明しています。そして、5巻目のローマ人への手紙以降からユダによる手紙までの22巻が書簡…