空の鳥を見なさい

ある語をターゲットにして調べたのではなく、コメンタリの確認の中から新しい発見が有ったものをお分かちしたいと思います。

マタイによる福音書6章26節に、「空の鳥を見なさい」という表現が有ります。コメンタリを確認しましたところ、ここに出て来る鳥はペテイノンというような発音の語なのですが、GillとPulpitのコメンタリによると、カラスを指すものだというのです。カラスのイメージは食べ物に貪欲、意地汚いというもののようで、そういう鳥も神様は不足なく養っていてくださるという理解になるということです。

私はこのような鳥はすべてスズメのイメージであるように思っていました。それはマタイによる福音書10章29節の「一羽のスズメでも」という表現の印象が強く残っていたせいであると思います。もう少し気を付けて読まなければいけなかったと思わされました。




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