エペソ人への手紙1章1〜2節
エペソ人への手紙の書き出しで、差出人と受取人を示した挨拶の文になっています。
今回私が注目したのは、赤い文字で示した部分です。Christ Jesus もしくは Jesus Christ がそれぞれの要素に関わっている形になっています。
まず、差出人のパウロは、イエス・キリストの弟子です。次に受取人はイエス・キリストに忠実なエペソに有る教会の聖徒たちです。そして、パウロが彼らに望み、祈願しているのは、父なる髪とキリスト・イエスの恵と平安です。
すなわち、パウロとエペソの聖徒たちをつなげているのはイエス・キリストであり、また、パウロが願うのもキリスト・イエスに有る恵であるわけです。すると、この関係は、すべてイエス・キリストによって成り立っているということです。
私たちも、そういう関係であり、そうあることを意識して求めるものであるということであります。