ちょっとだけ頑張ってレベルのe-Sword(聖書編)
「ちょっとだけ頑張って」ということなので、お金もなるべくかけないということで、無料の聖書研究ソフトのe-swordを紹介させていただいています。このソフトは、Rick Meyersという人が個人的に展開しているもので、『あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。』(マタイ10:8)という、キリストが弟子達に与えた指示を標語に、無料でソフトやライブラリを提供しています。また、PDA版も有ります。良い働きですので、お気持ちが有れば、寄付などしていただければと思います。
さて、私の目的は、ちょっとだけ頑張って聖書研究をするためのツールとしてこれを紹介することですから、その目的に沿って、最低限必要なことしかご説明いたしません。詳細は、個人でサイトをよく確認していただければと思います。
先ず、ダウンロード・ページに移って、プラットホームをダウンロードします。
http://www.e-sword.net/downloads.html
デフォルトでは、三つのウィンドウが表示され、聖書、辞典、注解が表示されるようになっています。
このページの上の方に、他のライブラリのダウンロード・ページを開くタグがついています。
$のマークが着いているライブラリは有料です。ちょっとだけ頑張ってレベルでは、次の聖書のダウンロードをお奨めします。(e-sword サイト掲載順)
English Standard Version: 比較的新しくて読みやすいことと、ギリシャ語の語順等をある程度忠実に守ろうとしている点を評価しています。
King James Version (with Strong's):これは、プラットホームをインストールすれば、自動的に着いてきます。Storng'sというのは、聖書に出てくる英語の元になっているヘブル語やギリシャ語に番号をつけて分類した辞書のことで、表示された番号にカーソルを置くと、簡単な辞書が表示されます。また、クリックして、辞書を選べば、辞書ウィンドウにも表示されます。この機能が聖書研究では大変有り難いものになります。
Literal Translation of The Holy Bible:字義通りの直訳に近く、語順もできるだけ近くしてあるはずです。ちょっとした比較や確認に使います。
Young's Literal Translation:上記の聖書と同じ理由で使う場合があります。
Westcott-Hort Greek New Testament (w/ Strong's):原語ではどう書かれていたのかを確認するために使います。Strong'sが表示されますので、King James Version と照らし合わせながら確認できます。
Hebrew Old Testament (w/ Strong's):上記と同様。
Japanese Shinkaiyaku Seisho:外国語の聖書も幾つかダウンロードが可能です。日本語の聖書はこれしか有りません。PCの画面で手早く行ったり来たりする時に便利です。
現在は、口語訳というものだけがライブラリに入っています。また、今年2011年からは、ブラウザ上でライブラリのリストを確認することができなくなりました。確認したい場合は、最新版のe-Swordをインストールして、ダウンロードのタグを開いて確認することになります。