はじめに

インターネットで「聖書研究」と入力して検索しますと、様々なサイトやブログがヒットします。個人的な感想では、大変専門的な取り組みをしているものと、ただの感話のシェアというようなものに二極化しているような気がします。このブログでは、その中間ぐらいを狙えないものかと思います。

「ちょっとだけ頑張って」という言葉をブログタイトルに用いました。専門的な研究は、資料も知識も相当必要ですから、そこまでは頑張りにくいことが多いと思います。一方で、聖書を読んですぐ感じたことを分かち合うレベルよりは、もう少し深い所に届きたいという欲求を感じる人たちもいらっしゃるのではないでしょうか。そのためには、少し時間をかけて取り組まなければなりません。ですから、「ちょっとだけ頑張って」ということなのです。

また、専門的なものにしても、気軽なものにしても、すでに出ている結論をシェアするものが多いと思います。頻繁に用いられる例話ですが、人に魚を与えたら、それは食べたらお終いであるが、人に釣りを教えれば、その人が自分で魚を取れるようになる、というものが有ります。お読みくださる皆さんと、一緒に「ちょっとだけ頑張って」、ついには皆さんも、ちょっとだけでも、自分でより深く、聖書の言わんとすることを汲み取れるようになれないものだろうかと願うものです。

巷では、破壊的カルト化した教会のニュースが頻繁に聞かれるようになりました。また、新興宗教が、クリスチャンからしたら目を丸くするよう聖書解釈を用いていたりするのを聞いたりします。そういう時に、騙されない、もしくは、きちんと照らし合わせることのできる知識や手順を身につけているかいないかで、個々の取り組みとその結果は大きく違うと思います。破壊的カルトの被害を予防する意味でも、これぐらいのスキルが有ることは有益ではないかと思います。

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